美しい不倫は映画の中だけ!現実と映画の不倫の違い

美しき女性の不倫

誰でも結婚してから配偶者以外の人に対して素敵な人だと思ったり、セックスをしないまでも心惹かれることはあるといえます。
不倫は日本ではタブーとされながらも、これまで文化だと言われたこともあるほど多くの男女が経験していると言われています。
ドラマや映画のテーマとしても扱われるこの不倫は、どうしてその中では美しく描かれるようになったのでしょうか。

美しき女性の不倫

許されないから不倫は2人の世界で燃え上がる

近所に引っ越してきた家の旦那様や、子供の習い事でいつも見かける奥様に好意を抱き、お互い同意の上で肉体関係を持ってしまう不倫は、小説や映画の中では多く取り上げられるテーマです。
やや現実離れした内容だったり、主人公に感情移入してしまいもしも自分だったら?などと小さな願望を抱くようになることから、周囲を見渡す方も増え多くの男女から関心を集めやすいといえます。

映画の中ではどうして美しく描かれるのか

不倫は現実的には家庭を壊し、社会的地位も揺らぎ、場合によってはすべてを崩壊させるほどの影響力があります。
法的にも罰せられるために、単なる火遊びでは済まないことがほとんどです。
最終的には不倫相手からも愛想をつかれてしまい1人になることもよくあります。
しかしどうして映画の中では美しく描かれるのでしょうか。

映画の中では不倫中の2人の思いがそれぞれに揺れ動いて葛藤に苦しみ、家庭と不倫相手を天秤にかけながらも、抑えきれないほど強く相手に惹かれあうところをクローズアップしていきます。
ときどき、自分の家庭を振り返りながらも不倫相手を思う気持ちがどんどん大きくなる様子は不倫映画に共通しているといえます。

映画での不倫の描き方まるで不倫中の2人は運命的な2人のように描かれることが多くあり、映画を見ている人は、2人の秘めた思いが成就することを誰もが一瞬想像してしまうほどです。

しかし実際は絶対に結ばれない結果を招き、場合によっては不倫相手が亡くなることもあり、一気に切なさと涙をあおります。
この思い通りにならない展開や、あふれるような切なさが見ている人を惹きつけて、小さな不倫へのあこがれを抱かせてしまうと言っても過言ではありません。

そして劇中では不倫カップルは真剣で純愛を貫いているかのように見えることがほとんどで、離婚しないパートナーの方が性悪に感じるような勘違いをさせてくれます。
こうした映像による影響はまるで少女漫画か韓国ドラマのようにありえない世界へと誘い、不倫の美しさを倍増させる効果があるといえます。

不倫を扱った主な映画

日本国内だけでなく不倫を扱った映画は数多くアメリカなどの外国でも作られています。
そんな映画で不倫を題材にした映画をいくつか紹介し、どのような内容なのかネタバレを少しだけ含みつつ紹介してみたいと思います。

『失楽園』は日本映画における不倫映画の代名詞

失楽園の画像日本国内にて不倫をテーマにした映画で誰もが聞いたことのあるタイトルが「失楽園」ではないでしょうか?
主演に役所広司さんと黒木瞳さんを採用し1997年に公開されると同時に、日本全国において社会現象となるほどの話題を呼んだ作品となりました。
監督は森田芳光さんで興行収入は23億円にも上ります。

海外の不倫映画の名作と言えば『マディソン郡の橋』

マディソン郡の橋の画像アメリカで大ヒットした不倫をテーマにした映画と言えば『マディソン郡の橋』が筆頭でしょう。
公開は1995年で、監督は「硫黄島からの手紙」などの話題作で知られる「クリント・イーストウッド」が指揮を執って作られた作品になっています。
ちなみにクリント・イーストウッドは監督自ら主演を演じており、相手の女優には「クレイマー・クレイマー」でアカデミー助演女優賞を受賞したメリル・ストリープを起用し話題性も高かった作品です。

私的にはこの作品があったため、女性の不倫は綺麗なものと錯覚する要因となったのでは?と個人的に思っています。

SNSで不倫者が増加中

不倫専門のSNSとして記憶に新しいアジュレイマディソンなどもあるように、近年ではSNSを利用して不倫をする人が増えています。
SNSを利用すれば直接的な個人情報を知られないし、IDやアカウントが交換できれば誰とでもやり取りができるので手軽ですが、SNSには落とし穴がたくさんあることをご存知でしょうか。

SNSへの書き込み内容で不倫を誘う可能性あり

自分のSNSにはほとんどの人が自分の日常生活の中の出来事をアップします。
ちょっとしたイベントから嬉しかったことや、嫌だったことなどもアップすることがあり、この内容によっては不倫願望があるとみなされることがあります。

例えば、家庭や夫婦に対する不満が多い人は注意が必要です。
誰でも家庭のある人は多少の不満もありますが、それを個人のSNSにさらだけ出してしまうと不倫を希望する異性が目をつけることがあります。

不倫がばれるSNSSNSにアップされた不満に対してコメントがあるときや、それに対するレスを返すとき、他の不満をアップする頻度などが速い人は特に不倫を呼び寄せることが多くあります。
これは不倫そのものが家庭や夫婦に不満がある人が行う行動のため、同じような臭いがする人はわかりやすいからです。

自分自身では不倫なんて滅相もないと否定していても、相手が不倫希望なら近寄ってこられて口説かれるかもしれません。
不満ばかりでトキメキ不足の人が、優しく口説かれたとき、あっさりと落ちてしまう可能性は非常に高くなります。
不倫をするつもりはなかったとしても、1度不倫を経験すると忘れられなくなることもあります。

SNS上にこれらのことに加えて、浮気のカミングアウトをしているような人も危険です。
はっきり言って、不倫希望の人から見ればカモねぎ状態で、最初は話を聞いてくれる優しい友達でもじきに不倫相手となることはほぼ間違いないでしょう。
バレずに不倫を続けるテクニック

不倫がばれたときは騒動と離婚の覚悟をしよう

不倫は芸能人や有名人がときどきニュースになりますが、ニュースの上でも謹慎期間を設けたり、活動停止などを行い、社会的制裁も相当受けていることがわかります。
ときには復活する人もいますが、復活するまで早くても半年程度はかかる人がほとんどです。
不倫がバレたときは、必ずと言っていいほど騒動になり、離婚するのかしないかが問題になります。

不倫がバレたときは、さっと離婚する覚悟をするくらいの潔さが必要で、バレないことが大前提の不倫をしなければならないと言えます。